年金と社会保険料

In ACTIVO Buena Vida by Continuar

個人年金は賢い計画が重要

年金の受け取りにも社会保険料がかかります。

将来に備えて個人年金を準備したいあるいは、既に準備しているという方は多いですね。あなたは如何ですか。
その際、税金はどうなりますか。つまり税金はどれだけかかりますか、という質問はよく受けます。
しかし、個人年金を受け取る時の社会保険料はどうなりますか。という質問はほとんどありません。
一方、個人年金をしっかりと準備して現在受け取っている方からは、自分のお金を貯めてきたのにこんなに健康保険料(社会保険料)を払うなんて思ってみなかったという相談はしばしば受けるのです。そうなんです。個人年金保険を組む場合は、将来の社会保険料のこともしっかり念頭に置くことが大事だと私は思っています。

ざっと計算してみました。(細かい点はご容赦ください。)
厚生労働省のモデルケースの65歳から夫婦で公的年金を受け取る場合、夫(会社員の場合)が年間205万円、妻(基礎年金のみ)80万円、夫婦合わせて年間285万円を設定します。
札幌市在住とします。

税金は所得税4,500円、住民税34,000円 年間合計38,500円です。お二人とも国民健康保険に加入するとして国民健康保険料や介護保険料などの社会保険料は年間338,514円です。

ここでこの方が40歳から個人年金を始めて65歳から年間120万を10年間受け取ることにしていたとします。(個人年金の支払い総額は743万で受取総額は1,200万円です。)
そうすると税金は所得税8,300円、住民税36,600円 年間合計44,900円。
社会保険料は年間381,746円。

税金負担は44,900円-38,500円=6,400円増えました。
社会保険料負担は381,746円―338,514円=43,232円増えました。

個人年金を組む時には皆さんなるべく、率の良いものつまり支払った金額より増えるものを選ぼうとします。皮肉なことに効率的な個人年金保険を選べば選ぶほど前述の差は広がっていきます。

だからといって増えない個人年金の方がいい、なんてお思いになりませんように。
将来の備えに個人年金は使う方法を考えれば強い味方です。
保険は支払うものと思っている方が多いのですが、本来は効率よく使うものなのですから。


NAVIGADOR

増田雅司

株式会社A.S.C シニアアドバイザー

ファイナンシャルプランニング技能士


Continuar

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